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県産材需要供給情報連絡会とは
 小径の県産木材の新しい使い方を考えてみませんか。

 人工林の大切な手入れの一つに、「間伐」があります。
 間伐とは、成長にともなって、混みすぎた立木を一部抜き伐りすることです。
 間伐材は、材齢にもよりますが、比較的直径の小さいものが多くなります。

 香川県の森の木を、たくさん使うため、
 小径の間伐材の利用方法を探ってみました。
小豆島 土庄町大鐸財産区のヒノキ一等材を利用しました。 詳しくは
平成17年度 香川県地域環境産業振興補助金(通称:ビタミンEco)事業です。
その1 天井板として利用
その2 小さいイス
その3 室内の引き戸
その4 デッキテーブルとイス
今回の試作品・県産ヒノキ材は、一般に流通している内装材と比べても遜色のない製品になりました。
ただ、原木ヒノキが小径材のため、幅が狭い板になります。厚さを35mm、45mmとボリュームのある製材をしましたので‥

 
 ●見える構造材として屋根下地に使いました
  ●長さが2メートル、張り出した部分や下屋の屋根につかう
   
と考えて、善通寺市内の住宅増築で屋根下地の現し天井板につかいました。(平成18年9月竣工)

試作品のヒノキの材料を使って、子どもたちに県産材を身近に感じてもらおう‥。

香川県歴史博物館での展示「木とのふれあいワールドパート2」の木工教室で、
県産材を使ったいす作りに子どもたちがチャレンジしました。
キットの加工や当日の講師は、県内建具職人のグループ「讃岐木楽会」の方々がつとめました。


 木楽会の皆さんのアイデアで、子どもたちが簡単に作れるように、釘をつかわず、部材を組み合わせてはめ込んで作るように考えられました。
40mmの角材を長さに合わせて削り、同じ寸法で、足の部分や横木につかっています。
座面は厚さ30mmの板を貼り合わせたものです

 各部材はすべて「超仕上げ」という機械カンナでなめらかに仕上がり、建具職人さんならでは、という本格的なイスになりました。
小豆島で育ったヒノキを長く使い続けてくださいね。

 当日は、70セット余りが午後には売り切れ。無くなってしまってからもどうしても欲しいという方や、家で待っている子どものためにもう一つ欲しいと、大人気だったようです。
 材料が径の小さいヒノキからとったものなので、節があります。
普段は節のない部分を主につかう「木楽会」の皆さんは、「節のある材料も良いものだと実感しました」とのことでした。
(平成18年8月6日)

その他、自由に木工体験ができるコーナーや、県産材に関する展示もありました
(株)菅組の菅徹夫さんがデザインされた建具です。菅さんは県産材需要供給情報連絡会のメンバーでもあり、県産木材についていろいろご協力を頂いています。
建具の上下は材料を2枚つなぎ左右は1枚そのまま使っています。材料の図
材料の長さから既存の枠には少し足りなかったので、建具上部に桟を入れています。
引き手部分はスリットを入れ、モダンな印象でした。
「節のある建具(は珍しいのですが‥)もいいですね」と、担当の井川さん(高松営業所所長)。小豆島産ヒノキをたいへん褒めていただきました。
同じく菅徹夫さんが考えたのは、屋外のテーブルとイス。材料を組み合わせて作っています。
「少し重いのが難点ですが、いいのができました」と菅さん。県産材をこれから使っていきたいですね、とも。
頑丈な窓の格子を作りました。
以上の県産材の試作品は、郷東町の菅組高松営業所でご覧になれます。〜お問い合わせください〜

試作品のための製材過程 丸太〜製材〜乾燥
赤松製材試製材 高松市内の(有)赤松製材所で、サイズを決定するため試作製材
佐伯製材で製材 高松市内の佐伯製材(株)で各寸法に製材
大洋木材乾燥機からでる 高松市内の太洋木材(株)で1週間乾燥
材の写真 材の含水率
 平成17年度は、試作品のための材料として
小豆島 土庄町大鐸財産区から
 ・35年生から40年生のヒノキ(一等材)
 ・直径110mm〜140mm、長さ2m の丸太 約370本
 を図のように製材しました。
製材サイズの図